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『ジャムねこさん』 松谷みよ子 
黒猫プーが赤や黄色や真珠貝みたいな白い色したきれいなバラの下でお昼寝していると、小さな猫がやってくるのね
まっしろでふかふか。背中だけがアンズ色したかわいい子猫
自分の背中をなめて、「ジャムじゃない、太陽の味がするもの」なんて言ってる
おばあさんに「ジャムパンだ。食べてやる」なんて脅かされちゃったのね
プー「きみがジャムパンになっても、ぜったい、ぼく、かじらない。ジャムのとこ、ちょっとなめさせてもらうかもしれないけど。」
「ちっとだよ。」子猫は、なきながらいいました
「ああ、なんていい子だ。この子は、もしかしたらジャムパンになってしまうかもしれないのに、ちっとなら なめてもいいって いってる。
それなのに、ぼくはどうだ。さっきから、なにひとつ、このこをほんきでなぐさめてやしない。」
……で、泣いてる子猫の涙を、なめてあげるのね。
気になる記述があって、それはこの子猫が
「へんだねえ、どうしてこのばら、みんな黒いんだろう」
「だって、すきとおるように黒いよ、まわりもみんな。」
って言うのだ。
「太陽の見すぎなんじゃないのかい」と聞くプーに、
子猫は「もうすぐジャムパンになっちゃうからそう見えるんじゃないか」
なんていうの……
こんなところからごめん。
ある所に行ったら、“バニラエッセンス”が出てきたので、そこから触発された記憶を少々
小学生のころ読んだ本の中に、部屋中にバニラエッセンスを振りまく話があった(はず
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